CentOS で日本語man jman を使う

CentOS 5.2 で日本語の man が既に使えるようになっていたので、使い方のメモ。

(CentOS でというより、筆者の契約サーバには既に入っていたというべき話なのかもしれない??)


/usr/share/man/ 配下を見ると各国語用ディレクトリがすでに用意されていた。
西欧諸国などに混じって、sk (スロバキア) はあるのに si (スロベニア) はない みたいなナゾナゾっぽい基準が筆者には良くわからないが、さておいて ja にはかなりの man ファイルが入っている。

$ ls /usr/share/man/ja/
man1  man2  man3  man4  man5  man6  man7  man8  man9 ← 全てのセクションが揃っているようだ
$ find /usr/share/man/ -type f | wc -l
9397 ← 全ての man ドキュメント数
$ find /usr/share/man/ja/ | wc -l
2642 ← 日本語 man ドキュメント数

これらの日本語 man ページの出所は、http://www.linux.or.jp/JM/ さん、Japanese Manual Project for FreeBSD さん、NetBSD jman さん 等々からの恩恵なのかな??。経緯詳細は不明ですが多くのボランティアの方々のご尽力に感謝しつつ、せっかくあるので使ってみる。


FreeBSD 等々には jman というコマンドがあるらしいが、筆者の環境 CentOS では環境変数 LANG に応じて man が判断して表示するらしいので早速試用。

$ env LANG=ja_JP.UTF-8 man ls

おおおぅ♪
これまでの異邦人のような落ち着かない気分が、田舎のオラが村に帰ってきたような"ほのぼの"気分に・・・


なかなか良いので .bashrc で alias に登録。

alias jman='env LANG=ja_JP.UTF-8 man'

ログインしなおして、その後は jman [xx] で都度"ほのぼの"。